忍者ブログ
管理人の腐った頭にご注意下さい。
[191] [190] [189] [188] [187] [186] [185] [184] [183] [182] [181]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



カイジが地下から出て来た一条にDVセックスするだけの話です。
あまりにもカイジがDQNに成り果てているので、もしかしたらその内続編書くかもしれません。
が、今は未定です。


R18です。




拍手









「一条…良いだろ…?」
カイジの手がそろりと伸びて、俺の足を撫でる。
背中を向けたまま黙っていると、カイジの手は俺の腕を強く握り、無理やり自分の方へと転がした。
「お前も、イイからまだここに居るんだろが…」
一方的に熱情を押し付けられ、抵抗する気も起きない。
「カイジ…」
「だから喋んなって」
俺の声に、カイジは面倒そうに顔を歪める。

俺は一体、どうしてこんな所に居るのだろう。
もう、よく分からない。

「……ッ…はぁ」
声を圧し殺し、改まって開発された事も無い体が拙い熱を生む。
体の軋む音がする。
カイジに女でも出来たなら、俺はすぐに捨てられるのだろうか。
「一条ぉ…ッ!」
その名を呼ぶ声も、きっと幻なのだ。
薄っすらと涙が溜まって、それを見せぬよう首を振った。






地下から生還出来たのは、ある意味で運とも言えた。
実力である事は自分が一番知ってはいるが、あの会長が俺を出す事を認めるか否かは、運否天賦でしかない。
どれだけ土台を積んでも、最後はギャンブルとしか言えなかった。
私財はほぼ無くなり、真っ先に向かったのは、あの男の家。
俺を地下へと落とした張本人である、伊藤カイジの家だった。
ボロッちいアパートに住んでいる辺り、どうせあのクズはまた騙されでもしたのだろう。

どこかに出掛けているらしいカイジを待っていると、ついにカイジが帰ってきた。
コンビニの袋を下げ、酷く機嫌の悪そうな顔をしていた彼は、俺を見た途端にハッと表情を明るくした。
「一条…!お前一条だよな…!」
カイジは大袈裟に駆け寄り、俺の体をベタベタ触ると、情けない笑顔を浮かべた。
「お前這い上がって来れたんだなぁ…良かった…」
その言葉が胸の奥をざわつかせる。
自分のその手で落としておいて、何故そんな善人面が出来るのか。
「あぁ、そうだ。ここじゃなんだし、入れよ。汚いけどさ、寒いだろ?」
カイジは俺の手を引き、部屋の中へと迎え入れる。
狭いワンルームにあるちゃぶ台の近くに座らされ、カイジはいそいそと台所へ向かう。
暫く作業する音が聞こえた後、カイジはお茶を持って戻ってきた。

「いやぁ…それにしても早かったな」
陽気に話す彼は、全て忘れたか記憶を美化でもしてしまったらしい。
お茶を飲む気にはなれず、カイジを睨み付ける。
この甘ったれた男に、大金を一時掴んでおきながら、こんな貧乏暮らしをしている男に。
何故俺は、奪われなければならなかったんだ。
「一体どうやって出てきたんだよ…やっぱりお前ならアレか?」
ちゃぶ台に肘をついたカイジは、初めて見る、意地の悪い笑みを浮かべた。

「体、売ったのか」

脳が沸騰するような感覚に、目を見開く。
この男は、俺を、売春婦のような馬鹿だと、そうとでも思っているのか。
「…ッざけんな!」
叫ぶと同時に、正面にいたハズのカイジが、俺の目の前にいた。
「なっ…!」
怯んだその隙に、カイジは俺の肩を掴んで床に打ち付ける。
冷えた畳が、背中の体温を奪った。
「カイジ…?」
先程までにへらと情けない笑みを浮かべていた男が、一体どうして…。
混乱している俺を尻目に、カイジの手が俺の頬を撫でる。

「このお綺麗な顔なら、あのむさ苦しい地下生活じゃあ十分売れるんだろうな…」
ぺちんと音を立てて、カイジの手のひらが俺の頬を叩く。
まるで生ぬるいと思っていたカイジの豹変ぶりに、ただ驚いて見詰める。
「地上でも、声さえ出さなきゃいけんじゃねぇ?」
ねっとりと動きだしたカイジの指先が、パンツのベルトを引いた。
「な…止めろ!ふざけんな!」
やっと状況を理解して声が出た。
覆い被さったカイジを押し返そうと腕を伸ばすが、その前にカイジの拳が頬に刺さった。
「ッ…!」
自分よりも腕力のある男に拳を降り下ろされ、衝撃に目の前が霞む。
後から追ってきた痛みを感じる頃には、口から血液が垂れていた。
「喋んなよ…男の声じゃ萎えるだろ…?」
冷めた瞳が見下ろし、痛みと共に恐怖が脳を侵食する。
「カイジ…止めてくれ…俺は…ッ!」
声が震える。
しかし、カイジは苛立った様に乱暴にベルトを外すと、ズボンをずらして俺の尻を叩いた。
「喋んなってば…慣らしてやんねぇぞ…」
カイジの声は乾いていて、何の情も感じない。
あの時は、少なくとも沼を攻略したあの時は、カイジには不必要な程の情があったのに。
何故、彼は…。
「ぅあっ…!」
後孔に感じる異物への違和感に、思わず声を上げる。
すると、次にはまた、頬への衝撃が走った。
「次声出したら、腹殴るからな…」

犯される。
カイジに、男に、犯される。

唾液を着けた指が後孔を弄り、中を掻き回す。
出し入れされる度に感じる排泄感と違和感が、恐怖を浮き彫りにした。
抵抗する選択肢は既に無く、出そうになる声を口を押さえて押し込める。
「怖いか…?一条」
二本に増やされた指が、ぐいぐいと押し広げる。
不快だ。
「でもさぁ、お前俺に復讐しに来たんだろ…?なら、俺はお前の敵な訳だ…」
一通り俺の後孔を弄ると、カイジは自分のズボンのチャックを開け、ソレを取り出した。
その先端が、弄り開かれた俺の後孔を掠める。
「ぃや…ンッ~~~ッ!」
俺の声が溢れた瞬間、カイジのソレが後孔を押し開いて侵入する。
裂ける様な痛みと、腹への圧迫感で息が出来ない。
「敵の俺がさ、お前に優しくする訳ないだろ…?甘いんだよ…お前」
息の出来ない口をパクパクと必死に動かすが、声は出ない。
両目からは涙が溢れ、髪を濡らした。
この男は、本当にあの、カイジなのか…?

「さてと…」
カイジの手が尻を掴み、持ち上げる。
弛く揺らされると、吐き気が込み上げてきた。
穴だけ犯され、他はスーツを着たまま隠されて、まるで穴扱い。
ただの、道具扱いだ。
「お前のその必死そうな顔、結構そそるな…」
カイジのソレが、ナカで固さを増す。
今すぐにでも喚いて、こんなモノは抜いて、殴って、罵倒したい。
なのに、恐怖で声が出ない。
「くっ…一条ぉ…ッ」
ただ自らの性欲を満たすためだけの動き。
オナホールでも使うように腰を振るカイジが、嫌に熱のこもった声で俺の名前を言う。
その異様さに、全身に鳥肌が立つのを感じた。
「ひぐっ…!」
歯を食い縛るが、繰り返される排泄感につい声が出る。
そんな俺を嘲笑う様に、ナカに熱いモノが注がれた。

「あっ…あぁ…」
気持ちが悪い。
この体内に、こんな男の体液を受け入れてしまった。
カイジが引き抜くのに付き、尻を生ぬるい液体が伝う。
じんわりとした痛みもある。
「一条…かわいいぜ。その顔」
ぐちゃぐちゃに汚れた顔をカイジが撫でた。

どうして、こんな事になったんだ…。
俺はただ、もう一度カイジに会って…。

「ん?なんだ…お前、今ので勃ったのかよ」
カイジに言われて見ると、スーツで見辛いが弛く勃っている様だった。
「なんで…」
あんな、暴力と言える様な行為で、勃っているんだ。
混乱して、涙が溢れる。
カイジはまた意地の悪い笑みを浮かべ、スーツで隠れた部分に手を入れた。
「喋んなよ」
その言葉で、理解した。
「ッ!~~ッ」
口を手で押さえると同時に、再び射し込まれる。
今度はまるで焦らす様に腰を揺らし、カイジの指が俺のソレに触れた。
「あぁ…ッ!」
指先で俺のソレを擦り上げると、カイジはナカを探る。
無理矢理上げられる熱に声が出る。
だが、カイジの冷めた目がその先を許さない。
「随分と気持ち良さそうじゃないか。男に犯されて。流石だな」
前と後ろから前立腺を刺激され、思考が蕩ける。
犯されているのに、何故これほど熱が上がるんだ。
深く射されると、背中が大きく跳ねた。
込み上げる熱と背徳感。
確実に近付く絶頂に、必死に首を振った。
「いやだぁ…ッ」
否定すればする程、何故か快感が鮮明になる。
体を捻って逃げようとしても、繋がったままでは殆ど動けない。
声を漏らすと、その度にカイジは俺の尻を叩いた。

「喋んなって言ってんだろ!ほら!」
カイジが腰を大きく振り、敏感なトコロを擦り上げる。
悲鳴を両手で押さえ込み、その分溜まった欲望が、ノックに応じるように震えた。
「ッ…~~ッ!!」
全身に衝撃の波が走るように、大きく膨らんだ欲望が弾ける。
強張った体は、まるで欲する様にナカのソレをきゅうきゅうと締めた。
二度目の液体が注がれるのに、間は開かなかった。
「男に犯されてイけるとか、変態かよ」
カイジは笑って引き抜くと、ディッシュで自分のモノを拭う。

呆然として動けずに居ると、カイジが腹に蹴りを入れた。
「臭いから風呂行けよ。あ、汚すなよ」
その声に追いたてられ、立ち上がる。
後孔から精液が溢れるのを感じて、慌てて手をやると、カイジが馬鹿にした笑い声を上げた。
殺してやりたい。そう思った。
少しでも、この男を好敵手と思った俺が馬鹿だったのだ。
溢れる涙が情けなくて、急いで風呂へと向かった。

後孔を押さえながら服を脱ぎ、狭い浴室に入る。
ヒヤリとしたタイルが、爪先の熱を奪う。
シャワーからお湯を流し、ようやく手を離すと、溢れた精液が太ももを伝った。
犯されたのだ。あの男に。復讐すべき、あの男に。
尻にシャワーを当て、そろそろと自分の後孔に指を這わせる。
早く洗わないと。あんな男の体液は、早く出してしまわないと。
壁に凭れ、ナカの精液を必死に掻き出す。
その指の感覚が、先程までの情事とも言えない行為を思い出させ、吐き気がした。

この体を求めてくる男は今まで幾らだっていた。
それでも、使わせなかったんだ。
色だけは売らなかった。それなのに。
あの男は、俺を地下に落とし、何もかもを奪った挙げ句、体まで欲の為に使った。
報復しなくては。
あの男だけは、絶対に許さない。
絶対に…。

身体中を丁寧に洗い、風呂を出る。
スーツを着直して部屋に戻ると、カイジは寝転がってタバコを吸っていた。
後ろ手に、台所に置いてあった包丁を隠しながら、カイジの隣に膝をつく。
迷惑そうなカイジの顔に、包丁を振り上げると、カイジは思いきり俺の腹に蹴りを入れた。
胃酸が込み上げ、目の前が赤く染まる。
「ゲホォッ…!ガッ…」
手のひらから滑り落ちた包丁は床に倒れ、痛みと衝撃にうずくまる。
口の中が、気持ち悪い。
痛みに耐えながら包丁に手を伸ばすが、カイジがそれを取り上げた。
「お前、俺殺して何になるの?やっと地下から出たクセに、犯罪犯して刑務所とか、意味無くねぇ?」
お前が、それを言うのか…。
カイジを睨み付ければ、カイジはまた馬鹿にした笑みを浮かべる。
「それとも、犯罪に頼らなきゃ、報復すらマトモに出来ねぇの?地下に居て馬鹿になったのか?」
グシャグシャとカイジが俺の髪を掻き回し、満足げに包丁を机に置く。
「もっとよく考えろよ。知略に優れた悪党だったろ?」

どっちが…どっちが悪党か…。
それでも、俺がここでカイジを殺したら、それこそ負けな気がして、包丁に手を伸ばす事は出来なかった。

項垂れる俺に、カイジは頬を寄せ、触れる程度のキスをした。
「やっぱお前の顔良いな。そそる」
濁ったような、そんな瞳に、俺は気付いた。
そうだ。
コイツの側に居て、弱味すら見てしまえばいい。
いっそのこと、俺がカイジの弱味になってしまえれば…。
その時に、俺は必ず、カイジに報復してやるのだ。
今までの、全ての恨みを叩き付けて。





PR


工事中
design&photo by [Aloeswood Shrine / 紅蓮 椿] ■ powerd by [忍者BLOG]
忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
宗雲
性別:
非公開
カウンター
次は9000でリクエスト
バーコード
P R
忍者アナライズ
アクセス解析